さまざまな業界で活躍するトップランナーのインタビューによる連載企画"エドックス ラヴァーズ"。
プロフェッショナルの仕事へのこだわりを通して、愛用する時計を紹介していきます。
今回は、プロウェイクサーファーである佐々木麗美さん。17歳の時に始めたスノーボードをキッカケに、ウェイクサーフィンと出会い、世界チャンピオンまで上り詰めてプロになりました。しかし、順風満帆の選手生活を送ってきたかに見える彼女にも、実は数々の苦労がありました。彼女の人生を振り返りながら、愛用する"デルフィン オリジナル ダイバー デイト レディー"を通して、エドックスの魅力を探っていきます。

17～18歳の頃、母の仕事を手伝うために訪れた長野県のスキー場で、初めてスノーボードを経験しました。その魅力に惹かれ、練習を積んでインストラクターになる道を模索しましたが、プレーできる季節が限定される点を懸念。年中できるスポーツを探すなかで、ウェイクサーフィンを知りました。実際にプレーすると、スノーボードの感覚によく似ていました。そこで、冬は長野県でスノーボード、春は山梨県でウェイクサーフィンというように、季節ごとにフィールドと競技を変えて練習し、インストラクターとして働くようになりました。そして、ひとつのことを極めたいという気持ちが強まったので、年中できるウェイクサーフィンの道でプロを目指すと決断しました。

山梨県、広島県と、今までいろいろな場所を転々としながら練習をしてきましたが、現在は琵琶湖を中心に活動しています。琵琶湖はマリンスポーツの聖地であり、ようやく辿り着いた、私を成長させてくれる大切な場所。今の目標は、もう一度ワールドチャンピオンシップのタイトルを取ること。前回大会では、調子が良くとんとん拍子で決勝まで上がれたことで、余裕が出すぎてしまい、足元をすくわれて悔しい思いをしました。今まで助けてくれた人や応援してくれている人の期待に応え、ウェイクサーフィンをもっと普及させるために、私は再び世界チャンピオンにならなければなりません。

エドックスからスポンサードされる前は、時計は水に弱いという先入観から、時計を身に着けることはありませんでした。しかし今は、時計を着けることで身が引き締まり、自信とモチベーションを高めることができます。そのため、特に大事な場面では、必ず着けるようになりました。