各界の第一線で活躍する著名人へのインタビューによる連載コラム“エドックス ラヴァーズ”。プロフェッショナルな仕事へのこだわりや、彼らの愛用ウォッチなどに迫ります。今回は、本企画2回目のご登場となるアメリカンフットボール選手の栗原嵩さん。NFLの挑戦を経て、新たなステージへの挑戦と、自身のファッションスタイルについて言及。エクストリームでスタイリッシュなその姿は、エドックスの腕時計とどこか重なります。今回は、新たな”街ダイバーズ“=クロノオフショア1を手に、栗原さんのアスリートライフ第2幕に迫ります。
NFLへのチャレンジを終えて
ボルティモア・レイブンズのルーキーキャンプを含めて丸3年。憧れだったNFLに挑戦することができました。日本でアメフトを続けているだけでは、なかなか手に入れられない挑戦権を獲得して、思う存分自分のパフォーマンスが発揮できました。かなり惜しいところまで行きましたが、結果的にはNFL選手になることは叶いませんでした。実際、自分のベストパフォーマンスが出せて、認めてもらえた。やりきれたので悔いは微塵もありません。チャンスを与えてもらって貴重な経験ができました。
自分の中でもずっとNFLでプレーする準備はきちんとイメージしてできていました。だからこそ、いいパフォーマンスができたし、満足もできました。これは実際気持ちがよかったですね。自分を信じてきちんと準備をする。これが日々できていたから、NFL挑戦のチャンスが掴めたんだと思います。
二足のわらじを履くということ
性格的に、自分が体感したことしか信じないタイプ。ですので、なんでも経験しないと気が済まないんです。さらに、ひとつのところにと留まっていられないというのもあります。新たなことに次々と挑戦する動機としては、アメフトという日本におけるマイナースポーツの魅力をどれだけ多くの人に伝えられるか、そして、いちアメフト選手の頑張りで、社会にどれだけいい影響を与えることができるか、という部分。それは、大学の講師や企業などでの講演、またTV番組の出演なども、それに当たる活動ですね。また、リオ五輪の際のセブンズラグビーへの挑戦なども、自分の限界への挑戦でもありました。
新しい活動を始めるのは、必ずストレスが伴います。けれど、それを乗り越えた先に、必ず自分にとってのプラスがある。それは経験からわかっているので、どうしても新しいことにチャレンジしたくなるんです。
現在、挑戦していることは?
ボブスレーの日本代表に参加すべくトライアウトを受けました。ボブスレー?と疑問に思うかもしれませんが、アメリカでアメフト選手がボブスレーをするのは割と普通のことなんです。ボブスレーに必要な能力は、体重があってスピードがあるということ。まさにアメフト選手の特徴と合致します。かつて平昌五輪のボブスレー日本代表選手にもアメフトプレーヤーが入っていたことも知っていたので、その挑戦に躊躇はなかったです。
実際、ある日ふとボブスレーの公式HPを覗いたら、1週間後のトライアウト参加者を募集していましたので、すぐに応募しました(笑)。結果は、参加者中一番の成績。どうなるかはわかりませんが、アメフト選手として悔いのないように新たな世界にチャレンジしようと思っています。目指すのは2022年の北京冬季五輪です。
自分の価値を最大化して、アメフトの魅力を外に発信していく。これが僕の挑戦の原動力。中学時代、不登校だった僕が、NFLに出会ってここまでのアスリートに成長させてもらえた。そんなアメフトへの恩返しもこれからはしていきたいと思っています。
アスリートとファッションについて
NFLのスタープレーヤーを見て思いますが、ファッションへの気遣いはとっても重要だと考えています。アスリートも外側に発信していく仕事。人に見られる仕事でもありますから。中には専属スタイリストをつけて、二度と同じコーデをしないというような、“エクストリーム”な選手までいるほど(笑)。僕は、オデル・ベッカム・ジュニア選手(通称ODJ)のインスタグラムが好きで、よくチェックしています。コーディネイトの参考にもしていますよ。
栗原さんの好みのファッションは?
大まかにいうとNFL選手に影響を受けているので、どうしてもアメカジ寄りになりますね。スポーティな要素に、モードやストリートな感覚を融合させるようなイメージです。サッカー選手などには、イタリアなどヨーロッパな雰囲気でお洒落に着こなす人もよく見かけますが、僕はアメカジ系統です。
なかでもデニムは、お気に入りです。基本的には、ジョガージーンズ(デニムとスウェットパンツが融合したようなタイプ)一択です。あるいはストレッチの入ったもの。鍛えたお尻と太もものせいで、かなり似合う服が限定されてしまいますから。これだとスキニーにはいてもスタイリッシュに見えるし、裾にリブの入ったものだと、すっきり見えるので気に入っています。
栗原さんにとって腕時計とは?
そうしたファッションのアクセントとして欠かせない存在です。特にエドックスのダイバーズウォッチは、存在感があるんですが、やりすぎじゃない。アスリートにも似合うほどよいサイズ感の時計だと思います。自分のキャラクター性を発信する上でも、ダイバーズ ウォッチは、海が好きなイメージも伝わるし、精悍な印象もある。とっても重宝しています。
また、機能面でも腕時計は欠かせません。エドックスを着けるまでは、まったく腕時計をしなかったのですが、着けてみて感動。時間を見るという些細な動作が、かなり楽に感じます。スマホで時間を見るほうが面倒だなとさえ思いますね。これは、エドックスに限らずですが(笑)。
休暇は、妻と一緒にビーチリゾートに訪れることが多いので、海辺でシュノーケリングなどの際に気にせず、アクティブに着けられるのもいいですね。
一方、街では、ストラップを変えて、ストリートファッションを楽しむ、“街ダイバーズ”に異論なしです(笑)。
着用モデル「クロノオフショア1」について
黒とブルーの組み合わせが精悍でいいですね。今まで黒ダイヤル&ストラップのモデルを持っていなかったので、グッと引き締まる感じがします。ブルーは、チームカラーでもありますし、海を連想させる大好きな色。着ている服に合わせやすいですね。
今回は、黒に合わせて、ブラックのトップスとスニーカーを軸にしたジョガーデニムのコーディネイトにしてみました。アクセサリーのゴールドは、華やかなアクセントとして黒に最も似合う色だと思うからです。ゴールドがきらりと光りながら、腕元では、セラミックスベゼルの「クロノオフショア1」と青いインデックスが、光を反射する。シンプルななかに艶が生まれるな、と思いました。
CHRONOFFSHORE-1 CHRONOGRAPH
クロノオフショア1 クロノグラフ
Ref. 10221-3-NIBU2
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パワーボートレースの世界観を表現した、タフでダイナミックなクロノグラフ。ブランドを代表するモデル「クロノオフショア1」。カーボンを基調としたダイヤルに、セラミックベゼル、ブルーのインデックスがアクセントに。
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スペック
クオーツ(EDOX102)、時針・分針・秒針、クロノグラフ、日付、45mm径、316Lステンレススティールケース、オートヘリウムエスケープバルブ、ブラックカーボンダイアル、ハイテクセラミックベゼル、500m防水、サファイアクリスタルガラス(無反射コーティング)、ラバーストラップ
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クロノオフショア1 クロノグラフ
Ref. 10221-3-NIBU2
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パワーボートレースの世界観を表現した、タフでダイナミックなクロノグラフ。ブランドを代表するモデル「クロノオフショア1」。カーボンを基調としたダイヤルに、セラミックベゼル、ブルーのインデックスがアクセントに。
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スペック
クオーツ(EDOX102)、時針・分針・秒針、クロノグラフ、日付、45mm径、316Lステンレススティールケース、オートヘリウムエスケープバルブ、ブラックカーボンダイアル、ハイテクセラミックベゼル、500m防水、サファイアクリスタルガラス(無反射コーティング)、ラバーストラップ
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Profile
1987年東京都生まれ 。駒場学園高校、法政大学卒。 180cm、85kg 。法政大学時代に甲子園ボウル制覇、関東学生リーグMVP などを経て、卒業後 X リーグ、パナソニックインパルスに入団。2013年より現チームに所属。
ボルティモア・レイブンズのキャンプに参加した、日本人でも数少ないNFL挑戦者。惜しくも願いは叶わなかったが、現在はボブスレー日本代表としても活躍中で、アメフト選手としても籍を置きつつも多方面に活躍の場を求めて、チャレンジを続けている。
1987年東京都生まれ 。駒場学園高校、法政大学卒。 180cm、85kg 。法政大学時代に甲子園ボウル制覇、関東学生リーグMVP などを経て、卒業後 X リーグ、パナソニックインパルスに入団。2013年より現チームに所属。
ボルティモア・レイブンズのキャンプに参加した、日本人でも数少ないNFL挑戦者。惜しくも願いは叶わなかったが、現在はボブスレー日本代表としても活躍中で、アメフト選手としても籍を置きつつも多方面に活躍の場を求めて、チャレンジを続けている。
Special Thanks:アンダーアーマー
Instagram:@iam_tk_81
Twitter:@TeeKeyy
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Photography:Yoshinori Eto
Text :Masashi Takamura
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